よもやま茶
豊かな里山の植物たちがお茶になりました。
古くから様々な地域で、多種多様な植物がお茶として愛飲されてきました。
その文化や歴史、関わる人々の想いをこれからも継承できるよう、日常茶の選択肢の一つとしてこの「よもやま茶」をご提案いたします。
里山で大切に育まれた植物を使用した、懐かしくもあり新しい、クセがなく飲みやすいブレンド茶です。
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つくるために原料となる植物たちを集めたのではなく、不思議なご縁で自然発生的に導かれたのがよもやま茶。
探求を目的にあちらこちら国内を旅する中で、出会った方のご縁で点と点をつなげてもらったひとつひとつ思い入れのある植物たちです。
また、その生産背景には思いやりがあり決して大量生産の流通では出回らない貴重なものです。
私たちに出来ることはその生産背景の素晴らしさと美味しさ、飲むことで得られる豊かさを伝えること。
手に取ってくれた方によって、また生産地を応援することにもつながります。
「自分にも自然にもいい塩梅で」暮らしになじむブレンドで仕立てています。
パッケージについて
パッケージは「包む」という仕様を選びました。
日本人にとって「包む」という所作は元々は暮らしの中の実用的な知恵であり、身の回りの自然の素材を使い、無駄がなく飾らない感性が土台にあります。そこにさらに想いや祈り、芸術性など様々な要素が混ざり合った「包む」という文化は奥深い美しさがあり、継承していきたいことのひとつです。
また、包み紙は広島市平和記念公園に捧げられた折り鶴を再生紙として甦らせたもの。
紙の中の色とりどりの折り紙のかけらが散りばめられた愛らしい紙には、平和への願いが込められています。
ロゴと全体のデザインには遊び心をしのばせて、開けるわくわく感も。
こころを込めてひとつひとつ包んでおります。
贈り物などにもぜひ。
よもやま茶誕生のきっかけ

日本には素晴らしい里山資源・地域の方々の熱い想いがあることを知りました。
しかし、なかなか周知されにくいことや、持続可能性などの課題も多いという現実がありました。
「自然は豊富にあるが人がいない」という地域の人の声を聞き、都市部の強みである「人と情報の多さ」を生かし、地域資源の活用・魅力を発信できるお茶を作りたいと思ったことが、このよもやま茶の始まりです。
もろもろの活動を通して、このよもやま茶を多くの人に飲んでいただくことで地域に人が増える。
都市部の人々には、欠乏しがちである自然の恵みを感じてもらうことで地域に訪れる機会が増える。
こうして、お互いに良い循環が生まれることを期待しています。